今月のはじめの2週は工作ウィークでした。
みんな思い思いに様々なものを作ってとても楽しそうで、あらためてこどもって作ることがすきなんだなあーっと思いました。
(もちろん、工作はイマイチ好きじゃないという子もいますが!)
私たちは基本的に見守り役で子供達には好きなようにさせました。
欲しい道具や材料を出して渡してあげたり、グルーガンでの接着やカッターで切る必要のあるような少し危険な作業や難しい作業のところだけ手伝ってあげたり、様子を見てすかさずさっとアイデアをうまく実現させるためのアドバイスを与える程度です。
今回私自身にとって一番の収穫は、
みんな、放っておくと 案外”おとな”に頼らず(甘えず)とも、どうやったら自分のイメージをかたちにできるか、技術的に難しい問題も自分で一生懸命工夫して解決していく姿をたくさん確認できた、ということでした。
しっかり見守りつつも構い過ぎずに一定放っておくことでこどもの自立心や創造力が引き出される大切さ、こどもの能力、ポテンシャルをもっと信じていいんだな、ということを改めて確認できました。
そして、大人として、講師として、こどもの自立心や創造力を邪魔しないように、しかし発展のきっかけを与えるような効果的なアドバイスやサポートをするさじ加減が大切だということです。
特にまだ手先が器用でなく、ものづくりの構造を考えて作るのが難しく
すぐに「ねえねえ、手伝って〜」と頼ってくる幼稚園児たちは、私も手伝ってあげないと色々技術的にできない!と心配しがちでしたが、他の子のサポートで私達が忙しく相手にできずに待たせている間に気がつくとしっかり驚くほどよく工夫されたかたちを自分で作り上げていて何度も驚かされ、大変感心しました。
工作はとにかくかさばるので保管が大変ですが(ご家庭でも大変かと思います...!)、
手先を動かし、アイデアを元にデザインや構造や強度などを考えかたちにしてく作業のプロセスの中にはかなり脳や感性のエクササイズがふんだんに詰まっていると思います。
また工作の機会を作りたいと思います〜。
以下、その際に生み出された作品の数々を一挙に紹介です。
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